お気に入り
お気に入り写真です。
実家の犬です。
僕が中学生を卒業する頃、冬が終わりかけ、スプリングハズカムと言ってしまいそうな頃でした。 茨城のお祭りにて5,000円と書かれたダンボールが置いてありました。
ダンボールを覗くと子犬が3匹。なんとも愛くるしい姿でうずくまっていました。
中でも、白い塊。白い塊が僕を見てくる。
持ち上げてみると、ぬいぐるみのような円らな瞳、小さな口、可愛い肉球、この白い塊、骨の髄まで可愛いじゃないですか。
「責任を持つから!」と連呼して親を説得、5,000円でこの白い犬を購入致しました。それからずっと育ててきた結果がこの写真です。
上のこの写真は、もう人間の年だと還暦を超えている時の写真です。家族にもこの写真を送ったら、「私にしか撮れない写真」と 褒められました。
雑種だし、もう目やにも止まらないし、野菜畑を荒らすし、よーく見ると白くないし。他人から見たら汚い犬と思われてしまいそうですが、僕にとっては高校、大学と多感な時期を過ごした掛け替えのないパートナーなんです。
仕事の関係上、犬は千葉、僕は東京と離れてしまいましたが、この写真を見て、愛情を千葉方面に送っております。
これからもこの犬を大事にします。そんな誓いを立てる20代サラリーマンです。